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Division of Environmental Science Development
Graduate School of Environmental Science
Hokkaido University

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Sapporo

札幌での生活について

先輩からのアドバイス2.3.

修士課程2年 女
私は、本研究科、修士課程2年に在籍しています。北海道大学に来てから2年目になります。北大以外の大学出身のため、入学当初は新しい土地での研究生活に様々な不安がありました。

幸いにも、本研究科が学際的な研究活動を推進しており、多岐にわたる専門分野、また国内外からの研究者が集まる風潮があります。そのため、「新しい風」を受け入れ、斬新的な研究が認められる場であると感じました。実際に、自身の研究については各自の講座において専門性を追求し、また他の講座の講義などに参加することで「地球環境科学」に関する視野を広めることができます。このように学際的な研究活動を行う上では、様々な機会が与えられる研究科であると考えます。

また、先輩方や同期も他大学出身が多く、新しい環境を自分達で作っていくという傾向があります。先生方や先輩方からは、学業のみならず、生活面でも様々なアドバイスを頂きました。札幌での生活に不慣れでしたが、札幌で「冬眠」することなく「越冬」し、一年目を過ごすことができました。そして、現在、調査をほぼ終了し、修士論文の作成に取り掛かっています。二年間という短い期間で研究成果をまとめるためには、学生生活の環境の充実をはかることが肝心です。本研究科は、このように研究を行うための恵まれた環境にあると思います。

北大の立地環境については、市の中心部となりつつある札幌駅近辺に位置しています。交通の便がよく、学会や調査などの空路、陸路での移動が比較的容易であることが利点です。北大周辺には学生が多く居住するため、学生を対象としたアパートやマンションの需要が多く、選択肢の幅が広いことも挙げられます。また、至る所に24時間営業のコンビニが立ち並び、夜間や休日など、学内の購買が閉まっている際に困ることは全くありません。

自宅から大学までの道のりは徒歩で30分の距離ですが、マウンテンバイクに乗って通学しています。札幌市内および近辺には公園が多く、時には遠出をして、休日などの余暇を過ごしています。

新しい土地での生活は、日々、発見に満ちています。特に、北海道での季節の移り変わりは本州とは少し異なる風情があります。北大の学内は木々に満ち溢れ、北海道の四季を感じることができます。まず、桜の咲く季節、新しい春の風とともに、入学生を祝う声が聞こえてきます。初夏になると、真っ青な空に向かって聳え立つポプラの木々が新緑に輝きます。そしてふと気付くと、白樺の綿毛が風に流れて研究室を訪れています。秋には、イチョウ並木が彩られ、道に落ち葉でできた黄金色の絨毯が広がります。そして冬には真っ白な銀世界が目の前に現れます。一年を通じた美しい四季とともに、是非、北海道での新しい学生生活を楽しんでください。

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