在学院生・修了生の声
陸圏環境科学コース 2006年度M1 氷見山 清子
みなさん、こんにちは。私はこのコースで新潟県の土地利用変化について、その中でも特に自然災害や耕作放棄との関わりについて研究しています。土地利用は、その地域の地形や気候などの自然環境、都市化、高齢化といった社会環境を反映しており、土地利用変化をみることで、その地域の環境変化を捉えることが可能となります。現在は、新潟県中越地震の前後で土地利用がどう変わったのかを明らかにするため、衛星画像や空中写真を用いて土地利用・土地被覆をみています。これからどのような結果がでてくるか楽しみです。
この陸圏環境科学コースにいる人は出身大学も専攻も違い、私の場合、学部は北海道教育大学で環境地理学を勉強していました。このように違う専攻の人が集まっているので、よい刺激となり、ものの見方考え方を広げていくにはよい環境なのではないかと思います。