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平川一臣
〒060-0810
札幌市北区北10西5
北海道大学
大学院地球環境科学研究院
統合環境科学部門
環境地理学分野
特任教授(北大名誉教授)
Tel: 011-706-2210
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Blog - これからどうする

これからどうする

カテゴリ : 
Diary
執筆 : 
hkazu 2012-2-5 11:20
想定していたとはいえ,「科学」で提示した千島海溝・日本海溝起源の超巨大津波の検討は,またまた一騒動になってしまった.これまでの膨大と言っても誇張ではない(と思う)データを”死蔵”してしまうわけにはいかないし,もうちょっと静かに,深く考えたいと基本的には思っていても,科学の〆切り,刊行・発売はあるし・・・,致し方なかったのですね.それでも,原稿,ゲラ段階でこんなに自分の書いたモノをくり返し読み直したことは,研究人生の中でなかった.夜中に突然目覚めて,あれ,間違えたか?と気になって,フィールドノートで再確認する・・・,緊張感は悪くないけど,心身にはいいとはいえない.改めて,戻るべきはフィールドノートであると,確信する.ノートをまとめて図化し,論文にしたものは,どうしても抽象化されている.改めて”真実は細部に宿る”ことを思い知らされるのは,フィールドノートとその時使った地形図だ.この当たり前のことを,再確認できたことは,フィールドワーカーとしてほんとうに嬉しい.

さて,北日本を俯瞰して,記載してきたデータをまとめることができた.これからどうする???
考えていることは二つ.
1.手持ちの現場の記載を(できれば全地点),製図して,残す.これによって,今後誰もが取捨選択,修正・訂正しながら,利用し考察できるようになる.
2.北日本だけでなく,巨大津波はいつか必ず来る.もっと現場の調査・研究が必要.しかし,人材が・・・・:
2-1.卒論生,修論生,博論前後の院生を,三陸〜北海道沿岸,根室まで,3週間くらいぶっ続けで,小生がやってきた調査のすべてを現地体験する野外スクールを実行したい:マイクロバス,20人限定?希望者が多ければ二度(以上)実施.とにかく若者を育てなければ!!.
2-2.学生とは別に,コンサルや電力会社の実務者を対象に,同じ野外スクールを実施したい.これによって,かれらは,日本全国の様々な地域で,場所で”平川一臣流”の調査・研究にトライできるのではなかろうか?時間の猶予はあまりないと考えなければいけないのではないか!,3.11が起こってしまった以上,きちんと対処することが,この時代に生きる関係者の責務ではないのだろうか?,そんな気がするようになった.

小生の信頼する友人達は,(平川一臣流の)”技術移転”を済ませなければ, DNAを残さなければ,消え去ってはいかん,とクギを刺すのです.そうかな,そうするか,というのが上の二つの気持ちです.タイミングよく,4月1日からは,無職,肩書きなし,何でもできるはず!!
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